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Vol.75 来島海峡春景色 曳航される「羊蹄丸」

上野発の夜行列車 おりた時から
青森駅は 雪の中
北へ帰る人の群れは 誰も無口で
海鳴りだけを きいている
私もひとり 連絡船に乗り
こごえそうな鴎見つめ 泣いていました
ああ 津軽海峡冬景色


いきなりポエムではじめましたが、これは有名な石川さゆりの「津軽海峡冬景色」の歌詞です。
この中で出てくる連絡船とは旧国鉄の青函連絡船で青函トンネルが出来る前の青森駅と函館駅を連絡する為の重要な航路でした。その航路に数多くの連絡船が航行しておりましたが、その中のひとつに「羊蹄丸」がありました。船名の羊蹄とは北海道の羊蹄山から名付けれてました。1988年(昭和63年)3月の青函トンネル開通で残念ながら連絡船もその役目が終わり羊蹄丸はのちの1988年(昭和63年)に東京お台場の船の科学館へと引き取れていきました。そして改装工事を得て1996年(平成8年)3月22日から2011年9月30日まで屋外展示されてましが閉館、そして解体の為、2012年(平成24年)3月25日愛媛県新居浜港へ向け曳航されました。この曳航は25日に東京を出港し5日間かかって愛媛県の新居浜港まで曳航されました。自力航海ではありませんが最後の航海といった感じです。その際来島海峡を航行していきましたが津軽海峡で育った羊蹄丸にとって来島海峡はどんなものだったんでしょうか。
というわけで最後の曳航される姿を見るべく来島海峡まで足を運んできました。

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来島海峡を見渡せる大島にある亀老山展望台へと登ります。車なら登り口から10分位で到達出来ます。駐車場に車を置き更なる上の展望台へ。亀が出迎えてくれました。

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展望台に着くと関東から追って来られたという先客が2名おられました。そしてもう遥か遠く西の方に洋蹄丸が見えてると教えて頂き、その姿は肉眼でもハッキリ見えました。ただ天気は良くても遠くが霞んでいます。

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マーチスによると入航時間は9時10分で今見えてるところから1時間半はかかるということで、その関東の方と色々お話をしたりして、のんびり待ちました。動きはとても遅く4ノットくらいだとか...

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マーチスの入航時間ピッタリに入航。JNRのロゴが懐かしいww

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そして来島の橋を潜りました。

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JNRのロゴをかかげた連絡船が来島海峡を航行するシュールな光景ww

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サイドビュー アップにすると単独で航行しているように見えます。

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関東の方に教えて頂いたのですが、実は画像に写ってる灯台の横には航路の腕木信号があります。潮の流れてる方向や自船の向かう方向を知らせる役割があるらしく当方も知らなかったのでビックリ!でも残念ながら26日で現役を100年の歴史に幕を下ろしたみたいで今後撤去されることから、今回、洋蹄丸と腕木信号の基調な組み合わせが実現しました。※かなりトリミングをしてますが(汗)

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今治の町並と曳航をする洋蹄丸。船尾が流されないよう後ろにも曳船がつき曳航はプッシュプルでした。

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来島海峡海域で洋蹄丸で航路を塞がれていた為、立ち往生していた貨物船が次から次へと追い抜いていきます。

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展望台の片隅に目をやると恋人達が永遠を誓うかのように南京錠がいっぱいぶら下がっておりました。
そしてこのあと新居浜東港へ先回りしました。

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曳航船のスピードからして、地道でも余裕で間に合うだろうと高速を使わずして新居浜東港へ行きましたが到着するやいなやもう沖合いにこっちに向かってくる洋蹄丸が見えて思ったより早くてあたふた。

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エスコート体勢になって入港の準備しております。

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エスコートされながら入港してきました。

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正面から見るとすごい貫禄がありますね~

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船体を真横で押しながらゆっくりと入港してます。

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東港では、四国開発フェリーの「おれんじホープ」とご対面。

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海上輸送担当をした曳船、三洋海事さんの「みさき丸」船尾をエスコートしてました。

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そして主曳船グリーンシッピング株式会社さんの「とよら丸」

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JNRのロゴと洋蹄丸のロゴ

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岸壁に無事着岸をした洋蹄丸

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東京お台場を出港して実に5日間かけての航海でした。自力航海ではなかったものの再び海上を曳航をするその姿に感動しました。洋蹄丸は4月から6月まで一般公開予定だそうで7月には解体の為、再び多度津へ移送されるそうです。船体の鉄などを再資源化する仕組みを開発する研究用として使われるそうです。解体前に一般公開に是非とも行っておきたいと思います。
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.29 2012 海上輸送 comment0 trackback0
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